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2014年8月21日 (木曜日)

Lost Memory Theatre

2014年08月21日(木)~2014年08月31日(日)
KAAT神奈川芸術劇場

原案・音楽:三宅純/構成・演出:白井晃/テキスト:谷賢一/振付:森山開次
出演:山本耕史、美波、森山開次、白井晃、江波杏子
演奏:三宅純ほか
歌手:Lisa Papineau 、勝沼恭子

三宅純さんの音楽に身を委ね、白井晃さんの世界観に浸る。森山開次さんの髪に見惚れ、山本耕史くんの立ち姿と声と表情に惹かれる…

白井さんのアーティスティック・スーパーバイザー就任 第一作
アダムス・ファミリーもあったし、もっと前からだった気がしていたけれど、これが第一作

三宅純さんの Lost Memory Theatre Act1が元々あって、そこからつくられたものだということだったけど、果たしてどんな作品なのか。
CDを先に聴くか悩んだ末、まっさらな状態で初日を迎えることに決めた。
音楽がメインで、歌い手がいる。果たして耕史くんは歌うのか?! 踊るのか!?

コピーは、
「そこは記憶の流入する劇場。
失われた記憶が流入し、劇場は様々な記憶で満たされ、
やがて劇場自体がその記憶を帯電する。」

中通路までの客席を潰していて、10列が最前列。
前方席なのに、2階を案内されたと思ったら、通常の入口は、出演者たちが登場する出入口にもなっているようなので、それで閉鎖かな。
客席に入ると広々としている。
Theatreなので、劇場設定か、と今更ながら。さびれた劇場なのか、椅子とテーブルの他にには鏡があったり。袖に吊るされた衣裳も見せているみたいで、とにかく広々と舞台を作ってあった。そして近い。舞台の奥の緞帳が開いてオケが登場したその背後も、歴史あるヨーロッパの古城のように仕立てられている印象。

字幕で放射能…という文字を見たのに、読めずにいた。放射能で汚染された未来世界? ふわっと太陽2068を思い出す世界観。

生で観るのは初な美波さん。軽やかに踊って歌うので、美波さんだよねー?と最初は自信なかった。
後方から通路をゆっくりと降りてきた耕史くんの存在感に緊張。
耕史くんの前髪が、いい感じに伸びていた。伸びたのかな? カツラとかウィッグの類じゃないよね? そのくらいの長さがいいと思う。夜のせんせい、オーシャンズ11では髪型のせいなのか、童顔なのにちょっとオジサンぽく感じていたけれど、それはすっかり抜けていて、立ち姿も顔も綺麗。

踊り手の4人、森山開次さん、美波さん、に囲まれ、音にぴったり合って無駄なく美しい動きに、わー、カッコイイ\(//∇//)\ と思う。
マイクを手にして、フランス語? 歌詞はわからないからどんなことを歌っているのかはわからないけど、独特の歌声を聴くこともできた。
浸れる。ヴォイツェク以降、白井さんと三宅さんが気になって続けて観てるけど、世界観がクセになる感じ。そこに耕史くんの独特の声と表情が加わると増幅して浸れる。
演者としての白井晃さんを舞台で観るのはなにげに初めて。機械音の声にぞくっとし、そのあとの声の滑らかさに引き込まれる。

江波杏子さんと美波さんの入れ替わるお芝居も、物語の世界に引き込まれるよう。
ミュージカルではなく、ストプレでもなく、音楽劇とも違う、音楽とダンスの融合、ストーリーがあるようなないような。きっちりした話がないと嫌な人だったらキツいかもしれない。
失われた記憶、記憶を買う、正統派SFのような懐かしさがある。

江波杏子さんと美波さんの、正面で繰り広げられたお芝居を観てから、存在感を自由自在に操れる耕史くんに視線を移すと、すべて語っているかのような表情に出会う。
歌い手さん、演奏者さんたちも素敵。KAATの奥行を感じさせるセットと一体化した開次さんの舞が迫力がある。耕史くんに見惚れていると、開次さんが奥で踊っている。いつの間にか上にいる。
森山開次さんは、ちょっとヴァンパイアに見えた。ってのは、そこしか観たことなかったせい。
セリフを聞いて、うわ、しゃ、しゃべったーーっ などと思う。
しゃべるとは思っていなくて。普通にお芝居もするんです、と後で聞いて、そうかそうか、と納得。なんとなく、別世界の人っぽかったので。

耕史くんがカードを操る場面は、さすが、と思った。

幕間にちょっとビックリしたことが一つ。

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