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2014年2月 8日 (土曜日)

ザ・ビューティフル・ゲーム

2014年1月31日(金)~2月11日(火)
新国立劇場 小劇場
音楽=アンドリュー・ロイド=ウェバー/脚本・作詞=ベル・エルトン/翻訳=黒田絵美子/演出=藤田俊太郎
ジョン・ケリー:馬場徹/メアリー・マクガイア:大塚千弘/デレック・コープランド:平方元基/クリスティン・ワーナー:フランク莉奈/ジンジャー・オショーネシー:藤岡正明/ベルナデット:野田久美子/ダニエル・ギレン:小野田龍之介/プロテスタント少女:谷口ゆうな/トーマス・マロイ:中河内雅貴

ロイド=ウェバーとキャストに惹かれて観に行こうと思った。The Beautiful Gameというタイトルからはあまり連想できない内容で、後からかなり重い内容なんだ、と知る。留学していた友だちもいたし、アイルランドはなんとなく平和な国のようなイメージがあった。

新国立劇場の小劇場も初めてで、チケットを取るのに席位置がどうなっているかもさっぱり想像できずに。サッカーコートに見立て、四方に客席があるイメージだけど、メインスタンドとバックスタンドがほとんどで、ゴール裏席にあたるところは二階?になるような。でも小さい劇場でどこからでも観やすそうで、且つ平等に観られるように工夫されてる感じ。

ユニフォームもヒロインのメアリーの衣装も緑に彩られ、アイルランドという国を象徴している。
しっかり歌える役者さんが揃っていて、ロイドウェーバーの楽曲も心地よいメロディで耳に残った。でもその歌、という意味では藤岡くんの無駄遣いかと思うくらいに彼のソロは少なくて、しかも役柄上、きれいな歌声を思いっきり聴けない。

ジョンとメアリーを中心にストーリーは展開していくけれど、群像劇にも近い印象。ジョンはサッカー選手として才能もあって、プロになれそうだった。恋に落ちて、付き合って、結婚して、子どもができて、幸せになれそうだった。彼を取り巻く環境はきな臭いけれど、平凡な幸せが手の届くところにあったのに。
根の深い宗教問題、共和国軍、IRA、テロ…身近な問題として感じられないから、舞台の上の日常は、日本にいたら、非日常の世界。結局のところ、彼を裏切ったトーマス個人の責任じゃないのだということが、重い。

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